Wednesday, December 06, 2006

 

中西輝政「日本核武装の論点」を読んで。No5. A Japanese course.

Hiroshima-jyo Castle

この本の中で国際政治アナリストの伊藤貫氏はシカゴ大学のミアシャイマー教授の予測を紹介しています。「中国の軍事力が米国の軍事力と対決し、アメリカの勢力をアジアから駆逐して中国自身がアジアの覇者となろうとする時期は、2025年ころか、2030年ころだろう」
 この予測は、中国政府首脳部の予測とほぼ同じである。と伊藤貫氏は指摘されています。
 残された時間は20年からから25年ということになるようです。その時、日本を取り巻く環境はまったく違ったものになっているのかもしれません。自由主義圏に残ることができるかどうか、日本はぎりぎりのところに立っているのかもしれません。国会中継や、マスコミの報道を見るとき「日本は北朝鮮の風下に立たざるを得ないのかもしれない」そんな不安を抱くのは私だけでしょうか。

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